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ののたびじ

ゲームのプレイ日記をつけていこうと思います。
幻水新作プレイ中。

つきはんでみた日記・12

2008/12/19(Fri)19:32

母に誘われて「月触の仮面」をやりました。
今回で「五の蝕」が終了です。そろそろ中盤ですね!



海咲のターン@「五の蝕 双面(ふたおもて)」


さあ、五の蝕も後半です。
隠し部屋でフィルムリールを手に入れたので、それを再生しに行きますよー!
黒い手帳の持ち主が映ってるはず!

あと絶対に何か出てくるはず…!

ま、負けないぞ。


食堂では、まず室内をうごうご歩いてアイテムをゲット。
そのうち一つは霊に横取りされました。
これで何回目だよう~、もう!回避できないなあ。
2周ほどうろついて覚悟を決めたところで、いよいよフィルムリールを回します。

まず映し出されたのは、神楽の映像。
続いて、お面を外す一人の少女。これ…海咲…ですよね。
少女は、後ろからやって来た誰かに腕を取られ、どこかへ連れ去られていきました。

この映像により、また少し記憶が蘇る海咲。
と、考え込む彼女の目の前で、スクリーンに黒い人影が現れました。
まるで塗りつぶされているように顔が黒くて分かりませんが、これは円香!?

うわああああ!!!!
声がやばい!
そして動きが速い!!

むちゃくちゃ怖いけど
「おいていかないでええええ!!!」
「たすけてええええ」

という悲鳴が、悲しすぎるよ…!!

海咲も一体どんな思いで写真を撮っているんだろう……
「おいていかないで」は、海咲にとって結構グサリとくる台詞なんじゃないかと思うのですが。

円香と海咲の関係は、この円香戦の後に拾ったメモで少し明らかになりました。

海咲には幼い頃にいつも一緒にいた「たいせつなひと」がいた。
これは黒い手帳などでも既に分かってることだったが、円香は、その「たいせつなひと」の代わりだった。
彼女たちには神隠しにあった以前の記憶がなく、海咲も円香も、海咲の「たいせつなひと」のことは覚えていない。
けれど、海咲には一緒にいてくれる「たいせつなひと」が必要だった。
だから、円香を側においた。

一方の円香は、神隠し事件の後から海咲の家に引き取られていた。
海咲と一緒に成長したのか…!単なる友達じゃないんだね。
カナリヤを送ってくれたお母さんはどうしたんだろう。災厄によって死亡してしまったのか…?
とにかく、円香は一人で、庇護してくれる人が必要だった。
それでなくとも子供時代にずっといじめられてきている彼女は、誰かに必要とされることを心の底から欲していたんじゃなかろうか。
海咲が、本当に、心底”円香”を必要としているわけではないことに何となく気付いているが、そこから必死に目を逸らしていた。

……なるほど。

だから、離れ離れになった時、あんなに怯えながらも円香は海咲を探そうとしていたのか。
だから、幽霊の円香を見た後でさえ、海咲は円香を探そうとしていたのか。

2人とも不安定ですね。
そして悲しい。

円香は、海咲にちゃんと自分を見て欲しかったのね。
誰かの代わりではなく、円香という対等な友達になりたかったのでしょう。
『私は海咲のおもちゃじゃないよ』って、そういうことかあ……

今の円香は、過去のことを全てを思い出してるのね。
『もういいよ』って言ってくれました。
もう思い出していいよ、って。
あの子のところに帰って、って。
……切ないなあ(´;ω;`)


――という、しんみりした気持ちを全て吹き飛ばすような一言が、メモの最後に書いてあったわけですが。


今回の円香のメモは8枚。
前半5枚に上述のようなことが書いてあり、しんみりしてました。
6枚目、7枚目は白紙。
白紙の後には大抵ぎょっとさせる一言があるので、一応覚悟を決めて紙をめくったんです。
なのに……

鳥肌立ちましたよ。
思わず絶句した後に「まどかああああっ!?」と叫んでしまった。
今までプレイした中で一番怖かったですorz

しばらくは呆然。
気を取り直してから3階へ向かいました。
円香のメモの中で、自分の部屋へ帰って…という文言があり、エレベーターに乗ったら例の黒い服の少女が『こっち…』と誘ってくれましたので。
流歌に引き続き、海咲も自分の部屋で思い出探しですね。
何が出るかな、何が出るかな♪

3階の管理室では、海咲の問診記録をゲット!
子海咲が「お姉ちゃんと同じで霊媒」と言ってました。
お姉ちゃんが黒い服の少女?やっぱり姉妹なのかな。
「たいせつなひと」=「お姉ちゃん」=「黒い服の少女」でよいのかしらん。
「お姉ちゃんと一緒にいれば、お姉ちゃんみたいにならない」とも言っていたけど……お姉ちゃんは、もう咲くほど病が進行してるの?

分からないなあ。
とにかく、鍵は海咲の部屋だ。
一度行ってみたけど扉は開かず、ヒント撮影と浮遊霊に導かれて千堂翳の部屋で鍵を手に入れます。
千堂翳って、黒い女・馨と姉妹の人か。

前回、この姉妹について妄想しまくってましたが、色々勘違いしてましたよ。
実況動画を回って、彼女を撮った写真やカルテの説明や、今回この部屋で手に入れた手紙の文章をまとめました。翳と馨は字がフォントが小さいと紛らわしいので、馨のみ「かおる」と表現します

●把握したこと
・車椅子を押していた方が、千堂翳=妹=「黒い女」
・車椅子に座っていた方が、千堂馨(かおる)=姉
・手紙の類を書いているのは、すべて「黒い女」=千堂翳
・写真の主体として表示される名前は、すべて「黒い女」=千堂翳
・車椅子を押す翳は、周囲から「奇異の目」で見られていた
・3階にある入院部屋は、「千堂翳」の部屋。千堂かおるの部屋は2階、3階にはない
・翳は、自分のことを「生まれつき死んでいる」と表現している
・かおるは、自殺した(遺書を発見。自殺の時期がいつかは不明)

 ↓ここから、改めて以下のような想像をしました。

●妄想のターン
・かおるは入院していない?
・かおるは人形(戦闘があったのですが、倒した後に糸が切れたようにストンと崩れ落ちました)
・翳は、自分のことを人形だと思っていた(「生まれつき死んでいる」から推測)
・「あなたがわたしになった」の意味は、生きている姉が人形になったという意味
・流れとしては
 →翳は、姉が大好きだった。
 →いつも一緒にいたいから、かおるの背中を押してどこかから突き落とした。
 →かおるは歩けなくなり、翳は車椅子を押す役を引き受けることで、姉を独占した。
 →かおるは笑わず、言葉を話さなくなった。
 →翳は姉のために「生きながら死んでいるおともだち」を作ってあげた。
 →これにより、かおるは妹の中に巣食っている闇を知る。
 →自分がいてはダメだと、自殺した。
 →翳が発病。千堂家は翳を入院させて存在を抹消させた。
 →記憶が混濁した翳は、かおるの死が分からなくなる。
 →千堂家の医師が、治療の一部としてかおるの人形を翳に与えた。
 →その人形は微笑みを浮かべており、翳は喜んで人形を散歩に連れまわす。
 →周囲は人形と散歩する翳を奇異の目で見るが、本人は気付かない。
 →翳の死期は不明だが、流歌や海咲がいる現在、かおるの人形は壊れている。
 →生前と同じく人形を散歩させている翳は、壊れた人形を機嫌が悪いのだと考えている。
 →機嫌を直してもらうために、「おともだち」を作ってあげたいと思っているかも。
 →翳の意識では、翳もかおるも「生きながら死んでいるお人形」
 →つまり、生きている誰かを人形にしてしまいたい…と。


後半になるにつれ、やはり妄想の度合いが激しくなる(笑)。
とりあえず姉妹のどちらが誰かを把握しておけば、今後新情報が出た時に理解できるでしょう。

さて、鍵を手に入れたので再び海咲の部屋へ。
今度はすんなり入れます。

クローゼットに子供服と女性服がありますね。
子供の海咲と、「たいせつなひと」の服でしょうか。
……。
ん、あれ?

もしかして、黒い服の少女って、昔からあの年齢だった?
海咲とは年齢差があって、今同い年に見えるのは、彼女の年齢に海咲が追いついただけ?
それとも、別の誰かの服かな。

412号室の人とか。

治療と言いつつ、頭にトゲトゲのついた実験用ヘルメットを持ち出してくる医者と看護婦の怨霊が部屋へやって来たんですが、彼らを退治すると一枚の写真を手に入れたんですね。
そこに映っていたのは髪の長い女性。
フラッシュバックした過去の記憶と、問診記録を改めて聞いてみて気付きましたが、彼女が412号室の患者、看護婦たちが「海咲との接触には気をつけろ」と言っていた霊媒体質の方でした。
海咲が「お姉ちゃん」と呼んでいたのは彼女のことですね。

うーん、黒い服の少女と412号室の「お姉ちゃん」は別人なのかなー…
海咲との、それぞれの関係が気になる……

そんなところで、五の蝕は終了です。
双面、というタイトルは海咲と黒い服の少女、そして千堂姉妹のことかな。
海咲と円香のことかな。どちらも含めて考えることができそう。

千堂姉妹もさることながら、今回印象的だったのは、何はともあれ円香でした。
一番ビビらされてるのも円香なんですが、やっぱり彼女が好きですよ私は。
なんとか成仏させてあげたい。


●今日の鬼灯
 ・千堂翳の部屋前、廊下の壁
 ・海咲の部屋、ゴミ箱
 計2つ/全27個
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No.19|零~月触の仮面~Comment(0)Trackback()

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